今回の殿ナイトは、初詣と、餅つきと、雑煮と、宇宙と、、正月に見る初夢のような、賑わい要素盛りだくさんの会となった。
第一部は、初詣。神田明神本殿の正面にある随神門に、40名以上が集まった。平将門公から数えて45代目にあたる相馬行胤さんと合流し、本殿へ足を進める。初参加の方が30名ほど。”神田明神の祭神の一族に率いられて初詣”というこれまでに味わったことのない感情の昂りを胸にして参拝された方も多かった。 2024年初めに発生した能登半島地震は記憶に新しいが、先の被災地に関わる一員として、多くの方々と関わり元気な姿を見せることで希望になれば。できることを続けていこう。と決意した。
第二部は、新年会。殿の乾杯の挨拶で会はスタート。 サブタイトルに〜殿と宇宙と、将門公とロケットと〜と掲げた今回は、ゲストに株式会社ElevationSpace CEOの小林さん(秋田高専在学中の19歳の時に宇宙建築に出会い人生が変わる。東北大学にて建築学と宇宙工学を専攻し、修士号(工学)を取得。人工衛星開発プロジェクトや次世代宇宙建築物の研究に従事し、宇宙建築関連コンペで日本1位、世界2位を獲得。大学院在学中の2021年2月、株式会社ElevationSpaceを起業。アジア地域から世界を変える30歳未満のリーダー Forbes 30 UNDER 30 Asiaに選出。)と、LAND INSIGHT株式会社 取締役の遠藤さん(北海道大学大学院を修了後、2020年にINCLUSIVE株式会社へ新卒入社。2022年に立ち上げたグループ会社LAND INSIGHT株式会社(旧INCLUSIVE SPACE CONSULTING)にて人工衛星データを活用した地域課題解決のためのソリューション開発に従事。)をお呼びし、宇宙に想いを馳せる時間となった。
料理は、相馬のお米を使って餅つき。浸水させながら南相馬から運んできた模様。突き立てのお餅を、定番のきな粉や醤油だけでなく、胡桃やじゅうねんで味付けしていただいた。他にも、Soup Stock Tokyo の商品開発を担っている桑折さん(南相馬市原町区出身)にご用意いただいた、煮物などの副菜も絶品だった。
また、相馬地域のお雑煮レシピを地元のおばあちゃんからいただき、再現する形でみなさんへの振る舞いとした。
大皿いっぱいのお餅と、大鍋いっぱいのお雑煮はあっという間になくなり、にっこり笑顔に変わった。 最後は全員で集合写真。大人数であつまって職を囲み未来の話ができることに感謝である。2024年も頑張りたい。
後日、運営にこんな声が届いた。 「初めてこのようなイベントに参加したが、美味しいお餅やお雑煮を振る舞ってくれ、一緒に参加した方もお酒をくださったり、優しい方が多かったです。未来の可能性についての話を聞くのが好きなので、新しい挑戦をしている企業の方の話や、若いメンバー(大学生のインターンなど)が将来に向けて頑張ってる姿を見て私も頑張ろうと思えました。来て良かったです。」と。
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「殿(との)ナイト」改め「能登(のと)ナイト」~宇宙と、殿と、将門公とロケットと~
日時:2024年1月12日
写真:高井潤さん